たしざんは すてき [仕事]
正月気分も 抜けきらないまま それでも時間の流れは止められず
すでに 今日は1月6日
今頃 年賀状を印刷している なんて 大きい声じゃ言えませんが
これから 年賀状を貰うことになる そこのあなた あ・な・た♪
楽しみに お待ちくださいませ＾＾
今日は ちょっと まじめに お仕事のオハナシです
わたし 実は 去年から ご縁があって
とある 社会福祉法人でお仕事をさせていただいております
わが法人は 主に 知的障害の方々の支援を中心に活動しているのですが
ほんとうに いろいろな方が いらっしゃいます
意思の疎通がむずかしい方から
なんの障害もないように思える方なのに
突然 気持ちの方向性が ずれて 怒りに我を忘れたり
なんの 前触れもなく 攻撃したり
私は 身内に障害を持つ人がいなかったせいもあって
正直言って 今の法人とのご縁がなかったら
ずーっと 障害を持つ方との交流なんて なかったと思います
今も 毎日が目から鱗 の日々なので
いろいろな体験を通して どうすればこちらの思いと 相手の想いを
つなぎ合わせていけるかを 見つけているところなのですが
今までの仕事って 正直言って ひきざんをする事が多かったと思うのです。
たとえば・・・
私は パソコンが得意です 経理の仕事をしています
今までの会社の上司は 言いました
「 まみょんさんは 確かに パソコンが得意だけど このページここが間違っている マイナス10点 」
「 経理の データ 入力してくれたけど Ａ社の ここのデータ間違ってる マイナス20点 」
まぁ 当然ですね＾＾；
仕事なんて そんなもの 間違ったんだから マイナスで仕方ない
いかに 100点で入口から入って 引き算されないように
点数が 下がらないように・・・
そうやってきました
でも 今の法人の基本は たしざんです
「データ入力 まちがってたよ 次回からはこうすればミスが防げるんじゃないかな？」
「ここのページは 間違ってしまってたけど 次のページのレイアウトは凄くいいね」
無論 ミスはないほうが良いに決まっています
もちろん 何をやっても怒られないわけではありませんが
一生懸命やっている人は 見てればわかるし
それに 福祉の仕事も それはそれは 仕事量がハンパないので
一人の人が たくさんの仕事を掛け持ちして 成り立っているのが現状です
なので ミスした部分を責めて 持ち点を減らすことよりも
各々の良い部分を 前面に出して得意分野で 乗り切ろう
ということのようです
これは 利用されている障害者の方への対応にもあらわれていて
たとえば・・・
多動といって じっとしていることがむずかしかったり 出来ない方へ
「どうしてじっとできないの？」 と
押さえつけたり 威圧するのではなく
まずは 動きたい気持ちに寄り添って いっしょに行動したり 話しかけたり
こちらのスタンスややり方を変えてみることで
出来ることが増えたり 動かずに待てる時間が増えたりするのです
人間なんて ちっぽけで いろいろなところが欠けているから
個性があって 面白くて 楽しいなぁ
だったら 誰かの足りないマイナスは 誰かの溢れるプラスで
おぎなってみたら どうかな？
ひきざんを して 色々なものを削ぎ落としていくよりも
たしざんを して 色々なものが増えたほうが
楽しいし 幸せだよね？
これって 生きていくうえで 結構大切なことだと
この歳になって 改めて 思うようになりました
未だに テレビでは 暗くて 重いニュースがひしめき合っているけど
せめて 自分の関われる人たちやコミュニティでは
たしざんをすることで 何かを変えていけたらいいなぁと
結構 真剣に 思っているのです
共通テーマ：日記・雑感
ですねですね。。
うんうん。
by アキオ (2010-01-07 19:09)